昼近く、ホテルに電話で目覚める。例のリスボンのホテルの従業員からだ。「今空港であんたの荷物を受け取ったよ。これからバルセロナに送るから24時間から48時間くらいでホテルに着くぞ。よかったな!」。いやいや、違うだろう。今まで何度も、5日の朝にはバルセロナを出てしまうと言ってるではないか。今から送って24時間じゃ間に合わない。「じゃあ、どこに送ればいいんだ?」と従業員。これから数日間のうちに泊まるホテルは昨晩予約してリストにして送ってある。それを見て、郵送にかかる時間もあわせて考えて確実に受け取れるところに送ってくれ、と言うと、「あ、そう。わかった」との返事。ヨーロッパの紛失物対応にしてはぼちぼちいい仕事してるとは思うけど、いまいち詰めが甘いんだよな。
昼からバルセロナ市内観光。まずはなんといっても外せないのがサグラダ・ファミリア聖堂。何日か前にメキシコとスペインのハーフの同級生とスカイプで話をしたときも、「これだけはは見逃すな」というシロモノ。ホテルからは地下鉄で2駅の近さだ。今日1日動き回ることを考えて、地下鉄の1-Dayパスを購入。その名も「サグラダ・ファミリア」という駅を降りて階段を上がると、いきなり聖堂がどどーんと立っていた。なんか参道みたいのがあってその奥に鎮座ましましているようなイメージだったのだけれど、普通に街中に立ってるのね。この聖堂、まだ未完成だというのは知れた話だけれど、聖堂の裏手には普通の建設中ビルのようにクレーンが乗っかっていた。本当にまだ作っているんだ。あとで調べると実はこの聖堂の完成はガウディ没後100周年の2026年の予定なんだとか。1882年着工なので実に工期144年。聖堂の中にも入れたが、あまりにも行列が長いので外から見ただけでまずは満足したことにする。15年後にすべて完成したらまた見に来てみよう。
その後は昨日も歩いたランブラス通りやら旧市街やら市場やらをぶらぶらと回る。途中でまたZARAで服を買い足し。
夕方、地下鉄とケーブルカーを乗り継いで、モンジュイックの丘へ。ここはバルセロナの町と海を見渡せる絶景ポイント。ケーブルカーの上駅から、さらにゴンドラに乗って丘の頂上を目指す。このゴンドラ、景色はいいのだが風が吹くたびにぐらんぐらんと揺れてちょっと怖い。思わず手すりにしがみついてしまう。上のあがるにつれて、バルセロナの町が見渡せるようになる。昼に行ったサグラダ・ファミリア聖堂も遠くのほうに立っているのが見える。丘の頂上には城がある。城の中は軍事博物館なるものがあるのだが、下りのゴンドラの最終時間を考えると中に入ってみている時間はなさそうだったので、城壁からのんびり景色を見ながらすごすことにした。
来たときと同じゴンドラとケーブルカーでふもとまで下り、そこからはあても無く日暮の歩いてみる。20分ほど歩くと、スペイン広場にたどり着いた。腹も減ったので近くの食堂で晩飯。港町バルセロナなのでせっかくなので海鮮のパエリアを注文。でもパエリアは2人用の量で出されるらしく、味はとてもおいしいのだけれど食べきれずに残してしまった。
ホテルに戻り、明日のマルセイユまでのチケットを確認。うわ、しまった。チケットの時間が間違えているではないか。もともとは、明日も午前中バルセロナを観光してから、昼過ぎの列車でマルセイユに発つ予定だった。ところが手元のチケットは朝9時発の列車のもの。昨日の駅員め、日付とクラスだけじゃなくて時間まで間違えてやがったか…。おそらく、一緒に列車の予約をした韓国人大学生2人の列車が朝のやつだったので、同じ便だと勘違いしたんだろう。昨日の窓口のやり取りで頭に血が上っていて全部確認しきらなかった自分も悪いけど、ほんとにどこまでもダメな駅員だ。まあバルセロナはあらかた見たし、マルセイユに早めに着くのも悪くはないかと思い、明日は朝イチで発つことにした。
<本日の1枚: サグラダ・ファミリア聖堂>
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