パレルモからナポリへ移動の日。列車は朝7時パレルモ中央駅発。ホテルにタクシーを呼んでもらって駅に向かう。出発時間ぎりぎりになって入線してきた列車は、ローマまで行くインターシティ(IC)。座席はコンパートメント形式で6人が1室を使うようになっている。指定された座席に出発後しばらく座っていたが、このコンパートメント、1等なのに大してキレイでもないし、何より冷房が故障しているのかむちゃくちゃ暑い! しかも他のコンパートメントはがら空きなのになぜかこのコンパートメントだけ大きな荷物を持った6人で満席。途中、あまりの暑さに耐えられなくなり、2等車に移動。こちらはコンパートメントではなく日本の列車と同じようなオープンサロン形式。こっちのほうが空いてるし涼しいし、ずっと快適だ。
ナポリまでの路線は、ずっと海岸沿いを走っていく。天気は快晴で青い海が光っていて、めちゃくちゃいい景色。学部時代、部活の合宿で毎年南房総に行っていたけれど、南イタリアの海岸沿いの雰囲気はなんとなく南房総に似てる気がする。房総のもっとキレイ&スケール大きいバージョン。
この列車は、シチリア島からイタリア本土にメッシーナ海峡を渡っていく。どうやって渡るのかというと、フェリーに列車ごと積み込んで渡るのだ。メッシーナの駅に15分ほど停車し、シチリア島南部のシラクサ方面から来た列車と一緒になったあと、埠頭までの線路をゆっくりと走り、そのままフェリーの中に納まった。
このフェリー、乗客甲板の下が車の格納甲板、さらにその下が列車の格納甲板という構造になっている。いったん列車が納まると、乗客は列車から降りてフェリーのデッキで景色を楽しむこともできる。
深い青の海峡は30分ほどで渡り終え本土が間近になると、列車の乗客は車両に戻ってください、とのアナウンス。入港後ふたたびゆっくり動き始めた列車は、船を出てしばらく走ったところでスイッチバックしてヴィラ・S・ジョバンニの駅に到着。ここからさらにイタリア半島を北上する。
ナポリ中央駅へは30分ほどの遅れて16:30頃についた。ホテルは旧市街スパッカ・ナポリの近く。荷物を置き、さっそく旧市街とサンタ・ルチア地区を散策。ヌォーヴォ城と海上に突き出た卵城を見る。腹が減ったので適当なピッツェリアに入り、マルゲリータ(+ワイン)を注文。5ユーロそこそこでうまいピザが食べられる。やっぱり食に関してはイタリアは恵まれている。
宿に戻り明日の予定。明日は丸一日あるのでちょっと遠出をしよう。船でカブリ島に渡り青の洞窟を見るか、ポンペイの遺跡を見に行くか。けっきょく明日の気分で決めようということにして、就寝。
<本日の1枚: フェリーに収まった列車>
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